全国の18歳~79歳の男女約4700人から回答を得た「余暇・レジャー」についての意識・実態調査の分析に着手してるんですが、今回は、パチンコホール店内のいろんな個別要素(ハードであったりソフトであったり)のうち、何がどのくらい「遊技体験の総合的な満足度」や「再来店意向」に影響しているかの分析を試みます。
「(直近の遊技体験の)総合的な満足度」を含めた27項目の回答を相関分析したところ、想定の範囲内(←あくまでも自分にとって)の結果になった!!!
ということは、仮説がけっこう正しかったってことさ(笑)。
ちょっと意外だったのは、「再来店意向」と「総合的な満足度」の相関係数。たしかに他の項目と比べれば両者の相関係数は相対的に高め。
しかし、「再来店意向」と最も相関係数が高かったのは、「総合的な満足度」ではなかった!「総合的な満足度」よりも高い相関係数となった項目がいくつかある!
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「総合的な満足度」と相関の強いことと、「再来店意向」に相関の強いことの、どっちに注力したらいいんだ?ってことに迷うわけないですよね。ビジネスに大事なのは再来店してくれることですからね。
相関と因果は別物ですが、総合的な評価というのは複数要素の個別評価の結果であると考えるのが妥当です。また、再来店意向も、個別評価の結果と考えるのが妥当です。つまり、因果関係があると考えるのが妥当です。
ですから、総合的な評価もしくは再来店意向を目的変数とした重回帰分析によって、影響度の高い要素を見つけ出すことができるはずです。
努力の結果が再来店意向にあまり影響しないことというのもあるんです。
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